理想的なフィルタリング

ちょいと思いつくことがあったので、明日の日付を使おうかと。


どの会社でも昨今はコンプライアンスコンプライアンス言って、まともにインターネットを閲覧できる会社も少ないかと思う。
たとえば、以下のようなサイト。

  1. ブログ
  2. Q&A
  3. Wiki

うちの会社のフィルタリングソフトは、そもそもBBS掲示板のように、「情報をPOSTできるものすなわち有害なサイト」と認定しているソフトを使用しているらしい。Webメールならまだしも、ブログも閲覧は全面禁止とか勘弁して欲しい。POSTメソッドを監視すればいいのに、それをやらないのは情報システム部の怠慢に他ならないと思うのだけど、これ以上生産性を下げて何がしたいんだろうか。


んで、イントラブログに書いたらあっという間に却下されるだろうから、あえてここで、チラ裏として書くんだけど、あるサイトを閲覧したときに、これは有益もしくは有害だと思ったら、社員のみんなでモデレートできるようなフィルタリングソフトとかあったらいいなぁと。
UGCとかもうすでに死語だろうけど、情報システム部とフィルタリングソフトの独断と偏見で閲覧できるWebサイトが決められるんじゃなくって、みんなでルールを決めればもう少しはマシになるんじゃないのかなと、そういうことをふと思った。


余談だが、CPANすらアクセス不可なのは、ほんとなんとかして欲しい。Androidを初めとするハイレベルなオープンソースを見る限り、もはや、あるものは借りてきてそれを使用してモノを作らないと先端には追いつけないような状況にソフトウェア業界はなっているにも関わらず、時代錯誤も甚だしい。


自分の関わった、落書きレベルのようなケータイと、高名な画家の書いた油絵のようなiPhoneを比べてみるとほんとそう思う。少なくともブラウザエンジンは、だっさいAccessOperaやOpenWaveなんか採用せずに*1WebKit使った方がいいと思う。マジで。

*1:おっとIEを忘れてた