FACTA購読しちゃった。

 FACTAを買ってしまった。編集長ブログを見てたらどうしても欲しくなってしまって。決して年間購読料12,000円は安い買い物ではないと思うけれども。一番の決め手はディック好きってところが共通してたりだったりとかするんだけども。

去年を待ちながら (創元推理文庫)

去年を待ちながら (創元推理文庫)

 書籍のリンクは懐かしいディックの作品から。サンリオ文庫が廃版になったころからだから結構読み落としている本もあるかもしれないけど、ほとんど手に入るものは片っ端から読んでいたように思う。とてもクールな設定だけれども、どこかださくて、どこか切ない。そこに強く惹かれたのだと思う。
 自分とそっくりのアンドロイドがいたら、結局自分とアンドロイドどっちが本物かなんて証明できないんじゃないか?みたいな話も多い。ときどき、ウィトゲンシュタインなんかの実存主義哲学者が編集長のブログに登場するのも多分、そういうところに共鳴するからなんだろう。


 この1年わくわくさせ続けてくれるんだろうか。期待していよう。