設計ミスじゃねぇか?

 いつも通勤にはバスを使っている。電車では1時間半かかるのだが、バスで行くと30分くらいで行けるという微妙なところ。ただ、終バスが早いので、仕事が遅くなると困ってしまうのだが・・。
 それはともかく、いつものようにバスに乗って、優先座席しか空いてなかったので、そこに座ってみた。*1そうして、いつものようにESL PodiPodで聞きながらバスに揺られていたのだが。
 降りる駅で、降車ボタンを押そうと思うけれども、ボタンが周りに見つからない。え?優先座席に降車ボタンが無いってどういうこと?設計ミスですか?


 普通の人間の感性なら、優先座席には降車ボタンは絶対に設置すると思うのだが。このバスを設計した人は、優先座席にはどういう人が座る可能性があるのか思い浮かばないほど、想像力が足りないのだろうか。走り続けるバスの中で、足腰の弱った老人がよろばいながら、吊り手にある降車ボタンを必死に押そうとする絵が頭の中に浮かんでしまって、ちょっと憂鬱な気分になってしまった。

*1:全員が座れるくらいの混み具合ですよ、念のため