Evoluton of Programmerとヘミングウェイ

Sumble UponというFirefoxエクステンションがある。
要はみんなでお勧めサイトを共有しようじゃないか、という拡張なのですが。
Sutmble!ボタンを押すだけで、ランダムにお勧めサイトにとべるという発想は面白い。
ところで、その拡張を使って、The Evolution of a Programmerというサイトにつれていってもらった。
内容はというと、プログラマーが成長すると、こういうコードを書くようになりますよ、というジョーク。
最後のChief Executiveで爆笑してしまったが、なぜそんなことになるのかを考えてみると、事実を淡々と述べる手法だから面白いわけですわ。
それってヘミングウェイが小説でやったことなんじゃないかなぁ。
と突然思ってしまった。
ヘミングウェイは感情描写を省いた小説を書くことで有名ですが、逆にそれが感情を表現してしまうということにつながるといったところが共通しているように思える。
そういえば、筒井康隆さんも、「小説を書くということは、さまざまな制限を課されている。それが意識しているにしろ、意識していないにしろ」と言ったようなことをおっしゃられてましたね。「残像に口紅を」の例を出すまでもなく。
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