コードを読むことは書くことよりも大事。

最近、仕事で初めてプログラミングをするようになった人にはほぼ共通している特徴がある。それは、コードを読むよりも書くほうが得意な人が多いってこと。
俺なんかは、学生時代、ゲームを買うお金が足りないからって、雑誌に載ってるプログラムをひたすら打ち込んだ。特に意識はしなかったけど、「自分でゲームを作りたい」って思う頃には自然とコードが書けるようになっていた。
人は母国語を覚える手順として、聞く、話す、読む、書くっていう順番を辿ると思う。プログラミング言語を聞け、話せとは言わないけれども、もっと読むことを大切にして欲しいな、とは思う。
自分の担当外のソースだって、読めば得られるものがあるだろうし。それが良質なコードであることが望ましいけど、ひどいコードであっても、どうしてひどいのか、どこがどうなってるから理解しにくいのか考えながら読み進めば、いい反面教師になる。


目の前の業務に強迫される気持ちもわからないでもないけど、もっと読む力をつけて欲しいな、とは思う。