私の翻訳環境
昨日のエントリが好評だったみたいで。ただの翻訳ネタなんだけどね。ってことで、翻訳環境を紹介しておこう。知りたい人がいるかも知れないから。
情報収集の手段
この3つのサイトをRSSで取ってれば英語圏での話題のエントリはまず外さない。ポイントはRSSリーダーを使わないこと。とにかく情報が洪水のように流れ込んでくるので、全部見てたらきりが無い。おれはGoogleのパーソナライズドホームを使ってる。
翻訳するときに使うツール
- Firefox
- FireDictionary*1
- テキストエディタ(メモ帳でかまわない)
翻訳サイトは使わない。翻訳サイトはたまに構文解釈をミスるからね。単語の誤訳はスルーできるけど、構文解釈を間違えると文意が変わってしまう。
手順
まずざっと読む。タイトルと、第一パラグラフはきっちり読む。特に第一パラグラフの最初か最後の文章に結論があることが多い。これで読むべき文章かどうかを決める。
翻訳するときは、もう一度読み直すわけだけど、簡単な文章と難解な文章では訳し方が違う。簡単な文章ってのは構文が一瞬で把握できて、前から読み込める文章のことね。難解な文章は分からない単語が多かったり、構文の把握に戸惑うもの。
簡単な文章は前から一気に訳せばいい。問題は難解な文章。構文の知識は多いに越したことはないけど、少なくとも以下は把握してないと訳出できないことが多い。
- 5文型
- 強調構文
- 関係詞
- 分詞構文
- 仮定法
重要な順番に並べておいた。とくに上から3つまでを知ってるだけで、読める英語の幅は格段に広がる。読むだけならそれで十分。分詞構文と仮定法が重要な理由は、知らないと文意が把握できないから。で、実際の手順なんだけど
- 主語と動詞を見つけ出す。
- 主文と副文の関係を把握する。
- 副詞などの助詞関係は省いて読んでみる。
- 文意が把握できたと思ったら直訳する。
- 日本語にそぐわない部分はあえて誤訳する。
こんな感じかな。これであなたも明日から10reasonsを訳しまくって人気ブロガーの仲間入りだ。ってそんな簡単に行くわけ無いか。
蛇足
英語は載せないこと。翻訳ネタに反応してくれるひとは英語アレルギーの人が多い。リンクで十分。
and,but,or,soの単語だけはしっかり使い方を覚えておくこと。逆にそれ以外の単語の意味なんて覚える必要なし。国語の勉強で単語だけを覚えたこと、ありますか?
翻訳ネタは受けたのに、普通のエントリはダメですか。私のブログ面白くない?なんだかへこむわー。