Web2.0という言葉の重要性

http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20051029
で概念としてのWeb2.0としての言葉の必要性を語っておられた。
あまりにも興味深いブログだったので、トラックバックさせていただく。
 個人的には「Web2.0」という言葉は必要だと思う。
何もW3Cに標準化してもらう必要もないし、語句の定義も
あいまいなままでいい。
 誰にとって必要なのかということも問う必要がないと思う。

なぜ、それでも必要なのかというと。

 たとえば、みな改めて思い出してほしいのが
「マザコン」や「ストーカー」といった言葉たちのことである。
そういう言葉が語られるようになる前は、
ザコンもストーカーもいなかったのある。*1

言葉が定義されると、概念もあとから付いていく。

  • 消費者としてはWeb2.0サービスを享受していけばいい。
  • 技術者としてはWeb2.0の技術を使用してものを作っていけばいい。
  • ファンドは魅力的な「Web2.0サービス」を提案する企業にお金を出せばいい。

 今一番重要なことは、情報の共有方法に大きな変化が起きているということを
肌で感じることではなかろうか。

*1:確かにそういう類の人はいただろうけど、そう認識されなかったため、いなかったのと同じだということ